FeliCaを用いたクライアント・サーバ型のタイムカードシステム

softdown-ico-FeliCaRawViewer.png FeliCaを用いたクライアント・サーバ型のタイムカードシステム



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SuicaやICOCAなどFeliCaを用いたICカードを用いて、出勤簿の自動作成や、パソコンの個人認証などを製作する時に利用する、ICカード読み込みとWebサーバとの情報のやり取りのコアコンポーネントです。 なお、配布ファイルはこのままで利用されることを想定していないため、例外処理やセキュリティなど全く考慮されていません。また、データベースに蓄積されたチエックイン・ログを閲覧するソフトウエアも付属していません。

この配布ファイルにはソースコードを全て付属させていますので、社内SEやプログラマを雇用している企業において、内製でこれらのシステムを製作するために使われることを目的としています。

通常、有償で販売されていることが多い、ネットワーク対応型の非接触ICカード勤怠システムを、完全無償で内製することが出来ます。


目次

ソフトウエアのダウンロード

soft-ico-download.gif Google Documentsからダウンロードする(全てのバージョン。ソースコードもここから)


機能の概略

soft-felica-checkin-client.png
クライアント(Windowsマシン)でのカード読み取り時の画面表示

soft-felica-checkin-db.png
サーバのデータベースに蓄積されるデータの例

配布ファイルの内容説明

このシステムは、次の3種類のプログラムから構成されています。それぞれのプログラムに適用される利用許諾契約は異なりますので注意してください。

  • Pasoli_checkin.exe クライアント側ソフトウエア (GNU GPLフリーソフトウエア)
.NET Framework 1.1 対応版
ソースコード(.NET C#)を全て付属させています。
サーバアドレス等を利用環境に合わせて修正し、コンパイルしなおしてください。 サーバ側(Perl)の文字エンコード形式がSJISを想定していますので、UTF-8でエンコードされている場合は、ソースコードのコメントを参照の上、必要箇所を修正してください。
  • DllFelicaLib.dll 同上用DLLファイル (BSDライセンスソフトウエア)
Pasoli_checkin.exeと同じフォルダに保存してください。
ソースコード(Visual C++)を全て付属させていますが、通常はこのDLLを再コンパイルする必要性はあありません。(ユーザ環境が変更された場合でも、全て C#とPerl側で対応する)
  • pasoli_checkin.cgi Perlスクリプト (GNU GPLフリーソフトウエア)
Webサーバに置いて、Pasoli_checkin.exeからアクセスできる状態にしてください。また、このスクリプトから利用できるデータベースサーバ(MySQLなど)が必要です。
スクリプトは、SQLサーバの仕様にあわせて必ず変更してください。(サーバアドレスや、ユーザ名、パスワードなど全て)
なお、スクリプトはSJISで保存されることを意図しています。UTF-8で保存する場合は、スクリプト中のコメントを読み、必要箇所を変更してください。
  • DB_prepare.sql
MySQLの場合のテーブル作成スクリプトファイル


動作環境

動作確認済み環境

  • クライアント側
Windows XP日本語版
.NET Framework 1.1 (2, 3 でもコンパイラにより対応可能)
ソニー製 PaSoLi RC-S320 市価 2500円程度
同上用ドライバソフトウエア(FeliCaポートソフトウエア)
  • サーバ側
Linux : RHEL 5.2 または CentOS 5.2
Apache : 2.2.3
MySQL : 5.0.22
Perl : 5.8.8

ソースコードのビルド環境

  • Pasoli_checkin.exe には、.NET C#プログラム Visual C# (マイクロソフトから無償版も公開されています)
  • DllFelicaLib.dll には、Visual C++ (Win32がコンパイルできる有償版)


バージョンアップ情報

  • Version 1.01 (2008/10/18)
    当初バージョン(公開用)
  • Version 1.02 (2008/10/20)
    サーバURLを起動時引数またはプログラム中で再設定出来るよう変更

関連項目

使用許諾条件

Pasoli_checkin.exe および pasoli_checkin.cgi

(C) Copyright 2008, INOUE Hirokazu
GNU GPL フリーソフトウエア http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html

このプログラムはフリーソフトウェアです。あなたはこれを、フリーソフトウェア財団によって発行された GNU 一般公衆利用許諾契約書(バージョン2か、希望によってはそれ以降のバージョンのうちどれか)の定める条件の下で再頒布または改変することができます。

このプログラムは有用であることを願って頒布されますが、*全くの無保証* です。商業可能性の保証や特定の目的への適合性は、言外に示されたものも含め全く存在しません。詳しくはGNU 一般公衆利用許諾契約書をご覧ください。

あなたはこのプログラムと共に、GNU 一般公衆利用許諾契約書の複製物を一部受け取ったはずです。もし受け取っていなければ、フリーソフトウェア財団まで請求してください(宛先は the Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA)。

DllFelicaLib.dll

(C) Copyright 2007, INOUE. Hirokazu and Takuya Murakami
BSDライセンス ソフトウエア http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/licenses/new_BSD_license

ソースコード形式かバイナリ形式か、変更するかしないかを問わず、以下の条件を 満たす場合に限り、再頒布および使用が許可されます。

  • ソースコードを再頒布する場合、上記の著作権表示、本条件一覧、および下記 免責条項を含めること。
  • バイナリ形式で再頒布する場合、頒布物に付属のドキュメント等の資料に、上記の 著作権表示、本条件一覧、および下記免責条項を含めること。
  • 書面による特別の許可なしに、本ソフトウェアから派生した製品の宣伝または販売 促進に、このプロジェクトの名前またはコントリビューターの名前を使用しては ならない。

本ソフトウェアは、著作権者およびコントリビューターによって「現状のまま」提供 されており、明示黙示を問わず、商業的な使用可能性、および特定の目的に対する 適合性に関する暗黙の保証も含め、またそれに限定されない、いかなる保証も ありません。著作権者もコントリビューターも、事由のいかんを問わず、損害発生の 原因いかんを問わず、かつ責任の根拠が契約であるか厳格責任であるか(過失 その他の)不法行為であるかを問わず、仮にそのような損害が発生する可能性を 知らされていたとしても、本ソフトウェアの使用によって発生した(代替品または 代用サービスの調達、使用の喪失、データの喪失、利益の喪失、業務の中断も含め、 またそれに限定されない)直接損害、間接損害、偶発的な損害、特別損害、懲罰的 損害、または結果損害について、一切責任を負わないものとします。


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