サムネイルHTML作成 (Thumbnail HTML creation software)

softdown-ico-ThumbHtml.png サムネイルHTML作成   Thumbnail HTML creation software
   for Windows, Linux and BSD



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画像ファイル(デジタルカメラの写真画像)のサムネイルHTMLファイルを作るプログラムです。Linux/BSD版はソースコードを少し変更すれば、Windows+ActivePerlで実行できます。デジカメで撮影した画像ファイルを管理するためのインデックス作成、指定したファイルのみ抽出してアルバム作成を主目的として作成したスクリプトです。

CSVファイルへのコンバート、CSVファイルからHTMLへのコンバートを用いて他の画像管理ソフトとの連携も可能になっています。拙作プログラム (Linux)画像管理ソフトdigiKamのSQLiteデータベースのインポート、エクスポート を用いることで、Google PicasaやFlickrなどdigiKamが対応する画像共有サイトに画像コメント付きで一括アップロードすることも可能です。

このホームページの写真集の一部(2011年以降。例:写真集 ポーランド(ヴロツワフ))は、このソフトウエアの”抽出アルバム”自動作成機能(HTML右端のFカラムの数値による出力制御)を用いて作成したものです。


目次

ソフトウエアのダウンロード

Perlスクリプト(Linux/BSD/Windows コマンドライン版)

soft-ico-download.gif 当WebサイトSubversionよりダウンロード
soft-ico-download.gif GitHubよりダウンロード(バックアップ サイト)
soft-ico-download.gif Google Codeよりダウンロード(バックアップ サイト 2015年8月更新停止)

Windows GUI版 (開発停止 旧バージョンのみ)

フォルダ内の一覧を作成する(ThumbHtmlImg)
soft-ico-download.gif ThumbHtmlImg15.lzh バージョン 1.5(2003/05/11)をダウンロードする
複数フォルダの見出しを作成する(ThumbHtmlDir)
soft-ico-download.gif ThumbHtmlDir15.lzh バージョン 1.5(2003/05/11)をダウンロードする


機能の概略

フォルダにまとめられた画像ファイルのサムネイルHTMLを作成できます。

Windows版はフォルダ内の全ての画像ファイルのサムネイルHTMLまたは、複数のフォルダの(フォルダ選択のための)サムネイルHTMLを作成できます。Linux/BSD版はディレクトリ内の全ての画像ファイルのサムネイルHTMLを作成できます。

遠い将来、OSがWindowsやLinuxでなくなった場合でも、標準規格のHTMLで作成したファイルが読み出せなくなることは無いと思いますので、より安全な保管方法だと思います。


scrn-thumbdir-cmd.png
Linux/BSD版(コマンドライン版)

tmbimg.png
Windows版『フォルダ内の一覧を作成する(ThumbHtmlImg)』

tmbdir.png
Windows版『複数フォルダの見出しを作成する(ThumbHtmlDir)』


作成されるサムネイルHTMLの例

ブラウザで表示されたサムネイルHTML(Linux/BSD版Perlスクリプトで作成したもの)の一部分を画像キャプチャした例

scrn-thumbdir-browser.jpg
1行に1写真の詳細形式

scrn-thumbdir-browser2.jpg
グリッド・サムネイル形式

グリッド・サムネイル形式を用いて、このホームページの写真集(例:写真集 イタリア)のようなホームページを自動作成することが出来ます。

CSV相互変換機能

Linux/BSD版のみ実装していて、他ソフトとの連携のための機能です。

thumbhtml2csv-01.jpg


04_sanmarino/imgp3456.jpg,pics-04/imgp3456.jpg,1198035900,"Borgo Maggiore<br>ボルゴ・マッジョーレ","7月28日通り(国道72号線) サンマリノへ続く坂道<br>Via 28 Luglio (Strada Statale 72) slope to San MArino"
04_sanmarino/imgp3457.jpg,pics-04/imgp3457.jpg,1198035900,"Borgo Maggiore<br>ボルゴ・マッジョーレ","7月28日通り(国道72号線) サンマリノへ続く坂道<br>Via 28 Luglio (Strada Statale 72) slope to San MArino"
04_sanmarino/imgp3458.jpg,pics-04/imgp3458.jpg,1198035960,"Borgo Maggiore<br>ボルゴ・マッジョーレ","7月28日通り(国道72号線) サンマリノへ続く坂道<br>Via 28 Luglio (Strada Statale 72) slope to San MArino"
04_sanmarino/imgp3459.jpg,pics-04/imgp3459.jpg,1198036320,"San Marino<br>サン・マリノ","リミニから到着したバス (カルシグニ広場)<br>Bus from Rimini (bus stop at Piazzale Marino Calcigni)"
04_sanmarino/imgp3460.jpg,pics-04/imgp3460.jpg,1198036320,"San Marino<br>サン・マリノ","リミニ方向を示す標識 (バス停付近)<br>Road sign to Rimini (at bus stop)"
04_sanmarino/imgp3461.jpg,pics-04/imgp3461.jpg,1198036380,"San Marino<br>サン・マリノ","西方向の景色 (バス停付近より)<br>West view from bus stop"

HTMLからCSVに変換するとき

HTMLファイル中のテーブル構造の <tr> … … </tr> をCSVデータの1行に対応させます。 <td> … … </td> で囲まれた中を1データとして、 <a herf="..."> が出現したところから1行の最初のデータが始まるとします。

1行の最初のデータとなる画像リンクの形式は、 <a href="..."></a> のように、リンクの中に画像が入れ子になっている形状となっている必要があります。

画像リンクの次に、日時データが来る必要があります。形式は YYYY/MM/DD
HH:MM
という形式で、CSVへはUNIX秒が格納される形になります。


CSVからHTMLに変換するとき

HTMLファイルを書きだすディレクトリ(カレントディレクトリ)でスクリプトを実行します。それ以外のディレクトリでスクリプトを実行すると、結果がどうなるか「十分検証」していません。

CSV内のデータにかかわらず、画像ファイルよりオリジナルのExifデータ日時を読み込むことも出来ます。また、サムネイル画像ファイルすでに存在している場合でも、強制的にサムネイルを再作成することも出来ます(サムネイルのサイズを変更するときに便利)。


動作環境

Perlスクリプト(Linux/BSD/Windows コマンドライン版)

  • Perl (Linux/BSD) または Active Perl (Windows)
  • ソースコードのuse library;行で指定されているCPANライブラリ

Windows GUI版

  • Windows 95/98/Me/NT/2000/XP (日本語版および各国語版)
  • MFC42.DLL および MSVCRT.DLL がシステムフォルダに存在すること(Visual C++ 6.0 対応版) 古いバージョンのDLLの場合、起動できません
  • このプログラムには、日本語と英語の2種類の設定が含まれています。日本語以外のWindowsで起動した場合、自動的に英語モードで動作します


インストール方法

Perlスクリプト(Linux/BSD/Windows コマンドライン版)

Windowsの場合

画面表示の文字コードに対応するためソースコード先頭部分をつぎのように変更

my $flag_os = 'windows';  # linux/windows
my $flag_charcode = 'shiftjis';     # utf8/shiftjis

コマンドラインで次のように起動

perl image-divider.pl
Linux/BSDの場合

ダウンロードしたファイルに実行属性を与える(chmod +x image-divider.pl)か、毎回perlの引数として起動(perl image-divider.pl)。


Windows GUI版

圧縮ファイルを適当なフォルダに解凍する。設定ファイルやレジストリに書き込みを行いませんので、アンインストールは解凍されたファイルを削除するのみ。

バージョンアップ情報

  • Version 1.0(Windows版) 2001/09/15
    当初バージョン
  • Version 1.5(Windows版) 2003/05/11
    標準設定のドロップダウンリスト
    フォルダ選択の記憶化
    ヘルプファイル
  • Version 1.0(Linux/BSD版) 2010/06/18
    Linux版公開
  • Version 1.1(Linux/BSD版) 2010/11/23
    複数ディレクトリ対応
    HTMLにスタイルシート適用
  • Version 1.2(Linux/BSD版) 2010/12/16
    既存HTMLファイルのアップデート機能追加
    既存HTMLファイル上書き時のバックアップ作成
    Windows Active Perl対応の為の微修正
  • Version 1.3(Linux/BSD版) 2011/01/09
    グリッド形式をtableからカラム数可変のdivに変更
    utf8完全対応。ShiftJIS等の他エンコードの読み込み対応
    Windows ActivePerl対応
    サムネイルディレクトリ作成場所を、画像ディレクトリ下に変更
    Exif回転情報によるサムネイル自動回転
    既存HTML読み込み情報の限定化も選択可能
  • Version 1.4(Linux/BSD版) 2011/06/26
    HTMLからCSV、CSVからHTMLの相互変換機能実装
    グリッド形式でComment1でソートしh3セクションとして独立させる機能
  • Version 1.5(Linux/BSD版) 2012/01/14
    utf8以外のファイル対応
    エスケープ文字対応
    文字コード判定バグ修正
    日時ソートバグ修正
    lightbox対応a linkにrelとtitleタグ挿入
    exif回転情報読み込みバグ修正
    exif日時読み込みDateTimeOriginalを次候補にする
    grid-style時にHTML末尾にCSVデータを付加

掲載雑誌など

  • ウインドウズ・パワー(アスキー)

使用許諾条件

Windows GUI版

配布している圧縮ファイルに格納されているドキュメントによる。フリーソフトウエア。

Perlスクリプト(Linux/BSD/Windows コマンドライン版)

GNU GPL フリーソフトウエア

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