サーバ用ログ解析補助ツール集 for Windows Server

softdown-ico-gen-exec.png サーバ用ログ解析補助ツール集 for Windows Server


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たまっていく一方のログファイルを、Webブラウザから簡単に閲覧するための補助ツールです。手作業よりは楽かも… って程度のものと考えてください。

目次

ソフトウエアのダウンロード

soft-ico-download.gif Google Documentsからダウンロードする(全てのバージョンとソースコード)


各ツールの概要

AutoLogParser(IISログをLog Parserで行う自動化スクリプト生成ツール)

このプログラムは、IISログ(W3C拡張形式/IIS方式)またはApache Web Serverログ(NCSA形式)をMicrosoft Log Parserを用いて解析するための自動化補助プログラムです。

設定ファイル(INIファイル)で基準フォルダなどを設定できますが、監視項目の変更はソースコードを修正して再コンパイルする必要があります。

Microsoft Log Parser用SQLファイルは、「404や500などのHTTPエラーの場合を抜き出す」「GETとPOST以外のリクエスト行」「ステータス・コード別の集計」「リクエスト・メソッド別の集計」の4つが作成されます。
LogParserで、これら4つのクエリが実行された後、結果のファイルをひとつのファイルに結合します。

実行画面(対話モード)

soft-winsrv-autologparser-dlg.png

INIファイルの例
[AutoLogParser]
install=installed (do not delete this line)
OutputDir=c:\var\www\     ← 結果出力ディレクトリ
OutputFilename=report.txt         ← 結果出力ファイル名
OutputType=NAT      ← 出力形式(CSVも指定可)
LogParserDir=h:\Program Files\Microsoft Log Parser\
LogParserProgName=logparser.exe
LogDir=c:\var\log\httpd\     ← 解析対象ログファイルのディレクトリ
LogNameTemplate=access_log_%04d%02d%02d    ← ログファイルの形式
LogType=NCSA     ← ログ形式(IISのときはIISW3C, ApacheのときはNCSA)
[Readme]
;LogType selection=IIS/IISW3C/NCSA (Apache=NCSA)
;OutputType selection=NAT/CSV
作成されるSQLスクリプトファイル(sql_err.sql)の例
select
	*

into
	c:\var\www\iislog_err.txt

from

       access_log_20120208,
       access_log_20120209 

where
	StatusCode>400
自動実行させる場合のコマンドライン引数
AutoLogParser.exe /auto

本日より過去7日間のログを自動的に解析します。


ExecAnalog(Analogに今月・先月のログ解析をさせるための自動化ツール)

このプログラムは、ログ解析ツールAnalogに、今月および前月のログを解析させるための自動化ツールです。

設定ファイル(INIファイル)で基準フォルダなどを設定できます。

analog.cfgのテンプレートファイル「analog.cfg.tmpl(*.iniファイルで指定した名前)」を作成し、出力パス名と入力ファイルパターンの行を"$$OUTFILE$$", "$$LOGFILE$$"とします。
たとえば、$$LOGFILE$$ は 「LOGFILE d:\inetpub\logs\iis\ex0707*.log」のように変換されます。

INIファイルの例
[ExecAnalog]
install=installed (do not delete this line)
OutputDir=d:\Inetpub\wwwroot\analog\
AnalogDir=c:\Program Files\analog\
AnalogProgName=analog.exe
AnalogCfgTemplate=analog.cfg.tmpl
IISLogDir=d:\Inetpub\Log\
IISLogName=ex%02d%02d*.log
自動実行させる場合のコマンドライン引数
ExecAnalog.exe /auto


ReadEvent(Windowsイベント ログからエラー行を抽出しHTML化するツール)

このプログラムは、Windowsのイベントログからエラー等の行を抽出しHTML化するツールです。Symantec Backup Execの動作ログを別途抽出することもできます。

設定ファイル(INIファイル)で基準フォルダや監視するWindowsサーバを指定できます。

実行画面

soft-winsrv-readevent-dlg.png

INIファイルの例
[ReadEvent]
install=installed (do not delete this line)
OutputDir=C:\Users\vm\Desktop\     ← 結果出力ディレクトリ
TargetName1=localhost              ← イベント読み取りするコンピュータのアドレス
TargetName2=172.11.5.1
TargetName3=172.11.5.101
TargetName4=
TargetName5=
TargetBackupExecName=
BackupExecNameString=BackupExec
swErrorOnly=YES                    ← YESの場合エラー、警告のみ
swLast7Days=YES                    ← YESの場合過去7日分のみ
自動実行させる場合のコマンドライン引数
ReadEvent.exe /auto
出力HTML例

soft-winsrv-readevent-html.png

ReadNsLog(NetScreenのログからエラー行を抽出するツール)

このプログラムは、Syslogに書き出されたNetScreenのログファイルから、エラーや警告などのログ行を抜き出してテキスト化するツールです。

設定ファイル(INIファイル)で基準フォルダや抜き出す行の条件を設定できます。

動作環境

  • Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Vista/Server2003 (日本語版および各国語版)


バージョンアップ履歴

  • Version 1.0 (2007/07/25)
    AutoLogParser, ExecAnalog, ReadEvent, ReadNsLog それぞれ新規
  • Version 1.2 (2012/02/11) - AutoLogPerser
    Apache Web Serverログ対応
    結果出力ファイル名、出力形式(CSV or NAT)をINIファイルで指定可能


使用許諾条件

GNU GPL フリーソフトウエア http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html

このプログラムはフリーソフトウェアです。あなたはこれを、フリーソフトウェア財団によって発行された GNU 一般公衆利用許諾契約書(バージョン2か、希望によってはそれ以降のバージョンのうちどれか)の定める条件の下で再頒布または改変することができます。

このプログラムは有用であることを願って頒布されますが、*全くの無保証* です。商業可能性の保証や特定の目的への適合性は、言外に示されたものも含め全く存在しません。詳しくはGNU 一般公衆利用許諾契約書をご覧ください。

あなたはこのプログラムと共に、GNU 一般公衆利用許諾契約書の複製物を一部受け取ったはずです。もし受け取っていなければ、フリーソフトウェア財団まで請求してください(宛先は the Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA)。


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