2007年 バルカン半島南部旅日記 写真集 その2

ギリシアのケルキラ(コルフ)島、アテネ~ナフプリオンまでの旅の写真

ケルキラ島に上陸する以前の、ブルガリア~アルバニアの写真は「その1」に掲載してます

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Ελλας / Greece (ギリシア)

Κερκυρα / Kerkyra / Corfu (ケルキラ島)

リゾート地です。アルバニアから渡ってきたから、余計にそう思った。ただし、バカンス シーズンが終了しているので、クルーズ船(最初の写真の中央右上に写っているような豪華客船)が寄港するとき以外は観光客が居ないようで、旧市街の店もそれに合わせて営業しているようだ。

1泊目の夜はクルーズ船の客が居たので、夜遅くまで旧市街の店が開いていた。1泊目の夜はクルーズ船がどこかへ行ってしままったらしく、客が居ないので、ほとんど全ての店が18時ごろに店じまいしてしまっていた。
(週末とかではなく、火曜日・水曜日という平日だった)

安宿もほとんど無い様で、宿泊場所を探すのに1時間以上掛かった。その上、高い...
旧港に面したホテル(改装工事中)で1泊45EUR(約7400円)も掛かった。

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Kerkyra old town, view from Palaio Frourio (Old Fortress)
ケルキラ(英語名はコルフ)旧市街を、旧要塞から見たところ。旧市街の向こうに、新要塞が見える
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ferryboat from Kerkyra island to Greece mainland
ケルキラ島からギリシア本土へ向かうフェリー
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Kerkyra old town and Old Fortress(Palaio Frourio), view from New Fortress (Neo Frourio)
新要塞から旧要塞を見たところ

新・旧といっても、双方共に12世紀のベネチア共和国時代に築かれたものらしい... (古いじゃん)

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old town
旧市街

街の区画はベネチア共和国時代のものらしいが、さすがに建物は100年も経っていないと思われる...

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old town, and Clock Tower of St. Spyridon Church at night
夜の旧市街(土産物屋がいっぱい)と、聖スピリドン教会の時計塔

Ναυπαιον / Nafplion / Nafplio (ナフプリオン)

ミケーネ遺跡とエピダウロス遺跡に行くために、この町に宿を取った。1泊目はプライベートルームだが40EUR(約6600円)。2泊目は新市街のホテルに移り40EUR。

最早、ギリシアが割安な旅行先ではなくなってしまったのだろうか。

ナフプリオンには特に見るべきものも少なく、旧市街もケルキラのものより大幅にグレードダウンした小さな規模。強行軍で行くなら、1泊もせずにミケーネとエピダウロスを見てアテネから往復することも出来ると思われる。

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OSE Nafplio station
国鉄ナフプリオン駅

早朝と夕方に2本だけ列車があるとガイドブックには書かれていますが...

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Bicycle at sunset, Nafplion port
夕日と自転車
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difficult road sign
何と読むのか不明な道路標識(下はアルゴリダスという地名だが、上は...)

Μυκηναι / Mikines / Mycenae (ミケーネ)

山の中腹にある廃墟。ギリシア文明以前に反映したミケーネ文明で築かれた墓場らしい。日本のガイドブック(地球の歩き方)には「遺跡」と説明されているが、欧米のガイドブック(Lonely Planet)には「墓場」という単語が使われている。

アガメムノンの墓があるらしいが、瓦礫の山の中で想像力を働かせても、ここに何があったのか全く理解できなかった...

とにかく、ギリシア文明が生まれる前のギリシアも字すら使われていない「古い時代」のものらしいと言うことしか理解できなかった。

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Citadel of Mycenae, Lion Gate
ミケーネ遺跡(墓場)の獅子の門
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Citadel of Mycenae
ミケーネ遺跡(墓場)

団体観光客が去った後は、静寂に包まれます...
影も無く、ムチャクチャ暑い場所です

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Road from Fihtio to Mycenae
フィフスィオ村から、ミケーネ遺跡へ向かう道

ナフプリオンからコリントスへ向かう長距離バスは、フィフスィオ村にしか停まりません。ミケーネ遺跡までは、4kmほど歩く必要性があります (2時間に1本程度はミケーネ遺跡への直通バスも存在する)

Επιδαυροσ / Epidaurus (エピダウロス)

ギリシアで一番保存状態がよいと言われている円形劇場がある。ミケーネと同じく、団体観光客がバスで大量にやって来るが、この円形劇場だけ見てアスクレピオス神殿の遺跡のほうは見ずに帰ってしまうようだ。

アスクレピオス神殿は、ミケーネよりはマシな状態ではあるが、瓦礫の山には違いない。観光客に喜んでもらうため、現在修復工事中。修復しすぎて、新築の遺跡を建設しているようにも見えたが...

瓦礫の山の中を、想像力をたくましくして歩き回るのが遺跡観光だと思うが...

ミケーネもエピダウロスも、ナプフリオンから"公共バス"が出ているが、他の観光客が乗っているところは全く見なかった。公共バスの採算は確実に赤字のはずなので、そのうち廃止されるかもしれない。将来的には、団体観光客以外は訪れることの出来ない国になりつつあるのかなと思った。
"公共バス"は2~3時間おきに走っているだけなので、遺跡を1時間で見終わっても帰るバスは2時間後にしか来ない...

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Theatre
古代劇場

ギリシア国内では最も保存状態のよい、紀元前3世紀の円形劇場(14,000人収容)

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Ancient Roman Therme
古代ローマ浴場跡

アスクレピオスの聖域(エピダウロス遺跡)の大半は、このように破壊された状態
(アスクレピオスは、現在でも医学のシンボルマークとして使われている。日本ではなじみはないだろうけど...)

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Restoration of Temple of Asclepius
修復工事中のアスクレピオス神殿

アスクレピオスの聖域にて。寺院やトロスが、ほんの少しの遺跡の残骸と、大量の新しい石材で建設されつつあります。
遺跡は、このように偽造される...

Κορινθοδ / Korintos / Corinth (コリントス)

コリントス市街地から30分くらいバスに乗っていったところにある。コリントス遺跡とアクロ・コリントス遺跡の2種類があり、団体観光客が訪れるのがコリントス遺跡のほう。アクロ・コリントス遺跡は禿山の上にあり、見ただけで登っていくのがつらそうだ。

この遺跡でも"公共バス"は閑古鳥が鳴いている状態で、いつ廃止されてもおかしくないように見える。それに、バス停でバスを待っていても"来なかったり"するため、既に認可外の間引き運転をしてるんじゃないかと...
時刻表では1時間に1本バスが走るはずだが、"間引き運転"されている場合は2時間に1本の可能性もあり。これから行く人は、注意してね

話はコリントス遺跡から、コリントス新市街の件へ。ナプフリオンやスパルタなどからアテネへ向かう長距離バスは、コリントス新市街のバス停には停車せずに、市街地の北のはずれにある中央バスターミナルにしか停車しない。中央バスターミナルから新市街への公共交通機関は、30分に1本走るアテネ発コリントス行きの長距離バスしかないようだ。とんでもなく不便なところにバスターミナルを作ったものである。

それと同じことが、鉄道でも起こっている。アテネ オリンピックのために急ごしらえで作られた郊外鉄道(プロアスティアコス)は、アテネ空港からコリントスを経由してキアトまで複線の立派な路線を持っている。コリントス市街地にあるコリントス駅は廃止され、市街地のはるか南に新駅が出来たようだ。
どんどん発展して都市が大きくなっている場合なら、郊外にターミナルを作っても、市内交通機関が充実してくれば問題ない。ギリシアのように、これ以上の発展が見込まれないような国で、市内交通すら存在するかどうか分からない郊外にターミナルを作ってどうするつもりなんだろうか。

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Ancient Corinth, Temple of Apollo and Acrocorinth on the rocky mountain
旧コリントス遺跡のアポロン神殿。背後の山の頂上にアクロ・コリントスが見える

旧コリントス遺跡は各国から来た団体観光客でにぎわっているが、向こうの山の上にあるアクロ・コリントスに登る人はいるのだろうか...
ちなみに、市バスで旧コリントス遺跡に来た観光客は、私のほかには誰もいませんでした...

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Ancient Corinth, stoa
旧コリントス遺跡、南ストア

Αθηνα / Athens (アテネ)

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Temple of Olympian Zeus
オリンピア・ゼウス神殿
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Temple of Olympian Zeus
オリンピア・ゼウス神殿

人物の大きさと比較すれば、柱がいかに巨大か分かるはずです

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アテネ空港駅で並んで停車する地下鉄と郊外鉄道(プロアスティアコス)
Athens Metro and OSE Suburban Railway (Προαστιακοσ)

地下鉄には乗客が沢山乗っていますが、オリンピックで暫定開業したあと、再び工事モードに入った郊外鉄道には乗客の姿はほとんどありません。
アテネ・ラリッサ駅まで行くはずが、現在は途中の辺鄙な駅(Neratziotissa駅)までの折返し運転です

Netherlands (オランダ)

Amsterdam (アムステルダム)

秋です。朝晩は結構寒いです。10月上旬の最低気温は5℃前後まで落ちます。街路樹や公園の木が一斉に紅葉していました。

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Autumn tint and bicycle
紅葉の秋
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Amstelveen (アムステルフェーン)

アムステルダムの南側にある郊外都市。両市の間には、欧州で最も広い(と言われている)公共公園と、大学がある。

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Amsterdamse Bos Park
ヴォス公園  紅葉の遠路を猛スピードで走り抜ける自転車
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colorful medical center building
派手なデザインの大学病院のビル

アルバニアのティラナにあるビルが幾らカラフルだと言っても、オランダの現代建築の奇抜さに比べたら...

Leiden (ライデン)

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Leiden Centraal Station
ライデン中央駅
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Molssingel and Molenmuseum
モルス運河と風車博物館の風車

1743年に建てられた巨大風車の内部は、7階建てらしいです

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'Molen de Put'
プット風車

この風車は1987年に再建されたものです。中央の跳ね橋を渡った左側の方に、レンブラントの生家があります