シベリア鉄道でロシア横断 旅日記 : 旅程表、支出、その他

旅程表

月日 行動 支出
Jul 2 (Thu) 09:45 伊丹空港 -> 10:50 新潟空港 (JAS793)
16:40 新潟空港 -> 20:00 ウラジオストク空港 (SU808)
ウラジオストク空港 -> ウラジオストク (旅行会社送迎)
ウラジオストク・ホテル (泊)
2500JPY
Jul 3 (Fri) 83ルーブル
Jul 4 (Sat) 00:05 ウラジオストク駅 -> (列車 シビーリ号) 41ルーブル
Jul 5 (Sun) (列車:ウラジオストク -> イルクーツク) 27ルーブル
Jul 6 (Mon) (列車:ウラジオストク -> イルクーツク) 18ルーブル
Jul 7 (Tue) -> 00:40 イルクーツク・パサジール駅
インツーリストホテル (泊)
108ルーブル
Jul 8 (Wed) 01:03 イルクーツク・パサジール駅 -> (列車 ロシア号) 43ルーブル
Jul 9 (Thu) (列車:イルクーツク -> モスクワ) 35ルーブル
Jul 10 (Fri) (列車:イルクーツク -> モスクワ) 9ルーブル
Jul 11 (Sat) -> 06:15 モスクワ・ヤロスラブリスキー駅
ロシア・ホテル (泊)
126ルーブル
Jul 12 (Sun) 23:55 モスクワ・レニングラードスキー駅 -> (列車 クラースナヤ・ストラーダ号) 190ルーブル
Jul 13 (Mon) -> 08:25 サンクトペテルブルク・モスクワ駅
モスクワ・ホテル (泊)
49ルーブル
Jul 14 (Tue) 23:34 サンクトペテルブルク・ウォシャウスキー駅 -> (649号列車) 219ルーブル
Jul 15 (Wed) -> 08:16 タリン中央駅
HOTELL KUUN (泊)
298EEK
Jul 16 (Thu) 13:00 タリン港・第2ターミナル -> 16:00 ヘルシンキ港 (フェリー VANA TALLINN)
ヘルシンキ・ユースホステル (泊)
368EEK
87FIM
Jul 17 (Fri) ヘルシンキ・ユースホステル (泊) 152FIM
Jul 18 (Sat) 08:20 ヘルシンキ中央駅バスターミナル -> 08:50 ヴァンター空港 (バス615系統)
12:00 ヘルシンキ空港 -> 14:40 モスクワ・シェメレチェボ空港 (SU204)
19:05 モスクワ・シェメレチェボ空港 -> (SU575)
32FIM
Jul 19 (Sun) -> 10:30 成田空港  

支出

ホテル1泊あたりの料金

食品(ロシア)

食品(エストニア)

食品(フィンランド)

交通費

両替為替レート

ツーリストビザ取得に必要なホテル、交通手段の日本での予約料金

ロシアのビザが、ホテルや交通機関の予約確認票が無いと出ないというシステムを悪用して、日本の旅行代理店がぼったくっていると思います。参考までに、価格を掲載しておきます。(単位は JPY。換算率は 1ルーブル=23円、1USドル=140円)

  日本での予約価格 現地価格(外国人) ヘルシンキ調べ価格 歩き方'97価格
ウラジオストク・ホテル 11,600     7,000
イルクーツク・インツーリスト・ホテル 17,200     12,600
モスクワ・ロシア・ホテル 14,000     8,280
ペテルブルク・モスクワ・ホテル 7,900   4,900 9,800
空港~市内送迎(ウラジオストック) 10,000      
送迎(ペテルブルク)     1,400/hour  
鉄道 ウラジオストク〜イルクーツク 37,100 26,249   37,100
鉄道 イルクーツク〜モスクワ 43,700 32,096   40,600
鉄道 モスクワ〜ペテルブルク 9,100 5,501   12,600
鉄道 ペテルブルク〜タリン 14,000 4,560    

ちなみに、私が日本で払った総費用は、305,000円でした。(往復航空券、ヴィザ取得手数料、ホテル、鉄道、空港送迎1回)

感想

初めて乗ったシベリア鉄道。1週間以上も列車を乗り継いで北欧まで行くのに、体力が続くか心配だったが、非常に快適に行けたとおもう。意外な事にロシアは案外快適な国だった。車窓はずっと北海道のような森林地帯と農場地帯だったけれれど、変化の乏しい景色を見ていると「世界最大の大陸を旅している」ことを実感させられた。
鉄道沿線には、うち捨てられた工場が至る所にさびた巨体をさらしている。朽ち果てた鉄道施設も多い。その昔、ロシアがソヴィエト連邦だった頃、工業立国を目指して造られた数々の設備群だ。日本も経済対策の名の下に、大量の建造物をつくっているが、日本の経済・人口がそれらを支えきれなくなった時は、やはりゴーストタウン化するのだろうかと心配になる。

ふと、こんな詩が頭をよぎる。

国敗れて 山河あり
城春にして草木深し
(杜甫)

日本もそろそろ、「もの作り」から卒業する時期かもしれない。


ロシア旅行には、金がかかる。これが第一印象だ。自由になる時間がたくさんあれば、ヨーロッパ側より安価に入れる手段はあるのだが、自由になる時間が短い場合は、高価な旅行となる。
そもそも、ツーリストヴィザを取得するのに、旅行全行程の予約を入れなければ行けない国がどこにあろうか。

交通機関、観光地で外国人料金が徴収される。それに加えて、日本の旅行会社の価格設定が高すぎるのも気になる。
日本で予約すると1泊1万円前後もするホテルの水は赤く濁っている。

街中に、ツーリスト・インフォメーションは存在せず、個人行動の観光客を相手にしていない雰囲気がある。潜在的な観光名所はあるのだが、観光地化されていないようだ。

しかし、それだけの不便を覚悟してでも、見るべきものは多いと思う。

なお、長距離鉄道は快適そのものだ。欧州では1等車クラスの車両が、ロシアでは2等車として使われている。洗面所は快適とは言い難いが、客室はゆっくり休めてなかなかいいと思う。列車の揺れも少なく、ぐっすり眠れる。駅は、ロシア語さえ若干理解できれば、不自由なく利用できる。

食糧事情(旅行の範囲内で)は、パン、野菜などの食材を市場などで買えば格安だ。同様のものを駅の露店で買うと日本並みの価格となる。加工食品は(輸入品が多いため)日本並みの価格だ。食糧はどこでも豊富に売っていて、格安でなくてもいいなら困る事はなかった。
ハンバーガーなどのファスト・フードはモスクワ、ペテルブルクで多くみかける。値段は(特価をしていない時の)日本並み。また、まともなレストランはないようだ。私が会った範囲のロシア人は、レストランには行かないという。衛生面も味も価格も最悪だからだそうだ。

ロシアとは、おいしい食べ物を食べに行くところではない。生き長らえるために食べるところだ。