アドリア海周辺を旅する :
アテネ、エギナ島、アムステルダム、ナールデン
October 5, 1999 (Tuesday)
Athens / Αθήνα - Greece (アテネ、ギリシャ)
部屋の中でスーパーで買ったパンを食べ、ホテルをチェックアウトする。1泊5000ドラクマ(1700円)だった。
Omonia/Ομόνοια(08:30頃発)→ Monastiraki/Μοναστηράκι(08:32頃着)Metro, line 1 運賃 120ドラクマ(41円)
オモニア駅から地下鉄に1駅乗って、モナスティラキ駅へ。そこから歩いてシンタグマ広場に向かい、観光案内所で地図とホテルリストをもらう。とりあえず、プラカ地区のホテルが沢山ある地区へ。向こうから歩いていた老人に、いいホテルは無いか聞くと、この先にあるだろうと言う。確かに、小ぢんまりしたホテルが建ち並んでいる。アクロポリスの丘に登る坂道に差し掛かる辺りにある、とあるホテルに入ると1泊8000ドラクマ(2720円)だという。その部屋に決めてチェックイン。荷物を部屋に置いて、観光に出かける。
プラカ地区の路地をアクロポリスの丘を目指して登って行くと、有料区域のフェンスにぶつかる。入口を探してフェンスに沿って歩いてゆくと、入り口はプラカ地区の反対側の西側にあった。入場料2000ドラクマ(680円)。巨大な円柱で支えられたアクロポリスの門プロピュライアが目の前にそびえ立っている。列柱の間を通り抜けると、アクロポリスの広大な敷地に建つパルテノン神殿が見えてくる。紀元前5世紀に建てられたとは思えないほど、ちゃんとした形で残っているものだ。17世紀の大トルコ戦争で爆破され半壊しているとしても、なんと巨大で美しい形なのだろうと思う。先月起きた地震で被害はなかったのだろうか、2000年以上も建ち続けている建物は、そんな些細な地震程度ではびくともしないのだろうか。修復工事のクレーンや足場がところどころに建っているが、全く作業をしている様子もなく、いつ終わるともしれないほそぼそとした修復をやっているのだろう。
アクロポリスを降りて、北側の坂道を下る。途中、“危険。安全を保障しない”と書かれた通用門があり、アゴラ遺跡のほうへ抜ける道がある。“立ち入り禁止”と書かれているわけではないので、通用門を通り抜けアゴラ遺跡の敷地に入る。整備されていない階段や坂道をしばらく降りると、切符売り場がある。入場料1200ドラクマ(408円)払う。少し小高くなった所にパルテノン神殿の小さいものがあり、ヘパイストス神殿というらしい。紀元前5世紀に作られた火の神ヘパイストスを祀ったものだ。
いまは展示館の一部として使われている、アッタロスのストアという列柱廊がある。幅20m、奥行き115mもあるそうだ。神殿や砦などがあるアクロポリスに対して、市場や民会の開催場所だったアゴラは機能が違うものなのだが、モニュメント的な巨大な建物が建てられていて、今ではどちらも有名な観光地になっている。
アゴラ跡のすぐ横は地下鉄モナスティラキ駅で、駅舎の2階にあるマクドナルドで昼食(ビッグマックセット 1100ドラクマ, 374円)。土産物屋が軒を連ねる路地を歩き、シンタグマ広場まで行くと、旅行ガイドLonely Planetに警告が出ていた“暴力バー”の客引きが近づいてくる。
ちょっとからかってみようと思う。客引きは「プラカへはどう行ったらいいのか」と旅行客の振りして聞いてくる。「ここがプラカだ」と教えると、「よく知ってるなぁ」と感心し、聞いてもいないのに自己紹介する。一応イタリア人の観光客の振りをしているようだ。「国立庭園(ここから100mくらいのところにある)にいっしょに観光に行こう」と言ってきたので、街の端まで引きずりまわしてやろうと、「考古学博物館へ行きたいんだ」と逆提案してみた。まんまと食らい付いて来たので、30分くらい歩いて博物館まで行く。
客引きのよくしゃべること。聞いてもいないのに嘘八百並べ立てて自己紹介し、「ホテルで聞いた雰囲気のいい、カフェに行こう」と、商売をはじめる。街頭の売店で水を買おうとすると、「金は自分が払う」と言い必死に信用させようとしている。(彼の財布にはCITI BANKのカードや、GOLD CARDがずらっと入っていた。ぼろもうけなのか?)
国立考古学博物館に到着し、入場(2000ドラクマ, 680円)。客引きは入場料を払うつもりはないらしく、「ここでしばらくタバコを吸ってから入る」と言っている。本当は監視人の目を盗んで無料で入ろうとしているのがまるわかりだ。博物館を見物していると、客引きがやってきた。「もう十分見たから、カフェに行こう」とせかしてくる。「夕方までかけて、じっくり見る」と答えると、「夕食に行こう」と切り出してくる。「夕食は博物館前のGoodysで食べる」と答えると、「いいバーがあるから、シンタグマのマクドナルドで待ち合わせしよう」と言ってくる。暴力バーの客引きの化けの皮が剥がれたじゃん…。「じゃあね」と言って追い払う。
さて、考古学博物館の見学のほうだが、多くの石像が首から上が破壊されている。オスマン帝国時代に偶像崇拝禁止で破壊されたのか、単に壊れやすい部位だったのか…。各地で見た遺跡に彫像類が置かれていなかったのは、それらが博物館に移動されて保管してあるからなのだろう。ここには沢山の彫像類がずらっと展示されている。
特別展で、ミノア人(古代ギリシャ以前に、エーゲ海の島クレタ島で栄えた文明の人たち)の化学分析の展示があった。海に囲まれていたわりに、魚介類をほとんど口にしていなかったそうだ。主食は乳製品、肉類中心のようだ。ギリシャといえば魚介類もおいしいところと思っていたが、地域によっては魚介類をあまり食べないようだ。まあ、現在でも主な食事は「オリーブオイルをたっぷり使った牛肉、鶏肉の料理」が多いのだが…。
博物館を出て、向かいにあるファストフード店Goodysでおやつ(サラダバー1200ドラクマ, 408円)を食べる。
夕方、オモニア辺りの治安の悪いそうな地域を観光し、夕食を食べてからホテルへ戻る。
Hotel Acropolis House, room 1028200ドラクマ(2788円)
October 6, 1999 (Wednesday)
Metro, line 1 運賃 120ドラクマ(41円)
9時少し前、モナスティラキ駅から地下鉄に乗りピレウス港に向かう。紀元前5世紀に古代ギリシャの軍港として整備されたピレウスは、今でもギリシャで最重要の港町で、地下鉄駅前に広がる港からはエーゲ海各地へのフェリーが運行されている。
日帰りで往復できるエーゲ海の島ということで、今日はエギナ島に行こうと思う。バス・トラック・乗用車が入り乱れて走る大通りを渡ると、切符売り場などが密集した小さなビルがある。1軒の旅行代理店に入りエギナ島への切符を購入(1100ドラクマ, 374円)。出発時間は、なんと5分後! 思いっきり走って指定された岸壁に行き、停泊している似たような小型フェリーの中で、今にもハッチを閉めようとしている1隻に乗り込む。
Piraeus/Πειραιάς(09:30発)→ Aegina/Αἴγινα(11:20着)Ferry 運賃 1100ドラクマ(374円)
最上階のデッキのベンチに座る。アテネの中学生が遠足で島に行くのだろうか。20人くらいの中学生と、アメリカ人の老人の団体がめだつ。9時30分出航。ゆっくりと港を離れ、エーゲ海へ。カモメが船の横を並んで飛んでいる。マストの頂上を狙って喧嘩しているようだ。10時30分ごろ、エギナ島のソウバラ港に着く。すぐ横に水中翼船がやってきて、追い抜いてゆく。ソウバラは、いかにもエーゲ海の村といった感じで、海岸沿いに建つリゾート地の真っ白なアパートに、潅木の生えた丘の上にある白い教会がアクセントになっている。ソウバラ港を出港しエギナ島の海岸線に沿って進み、11時20分、終点エギナ港に到着。船の上から見たところでは、町の北にある柱が1本だけ残っているアポロン神殿の残骸が観光地なのだろうか…。
Aegina / Αἴγινα - Greece (エギナ島、ギリシャ)
港のすぐ前の海岸沿いの道は、カフェとみやげ物屋が数十店並んでいる。その後ろに民家が密集して建っていて、すぐ外側にはオリーブなどが植えられた農地が広がっている。町の人口は7000人ほどなので、農村部に分散して住んでいる人が多いのだろうか。アテネに戻るときには水中翼船に乗りたいので、港にある“Minoan Flying Dolphins”と書かれた切符売り場で出発時刻を聞く。船は2時間おきで、次は13時発とのことだ。
観光案内所があったので、地図をもらう。地図はカラー印刷されたものではなく、その場でモノクロのインクジェットプリンターで印刷したものだ。観光客が来ることは少ないのか、それともこの町には見所がないのかどちらかなのだろう。
エギナの町のすぐ北側に隣接するアポロン神殿へ。入場料500ドラクマ(170円)。展示室があり、その向こう側に巨大な円柱がたった1本だけ残っている神殿跡がある。神殿のある丘の頂上まで登ると、さらに北側の海岸が海水浴場になっているようだ。砂浜に降りてしばらく休憩する。泳ぎに来ているのは、高校生くらいの子供かお年寄りが多い。
町の中心部に戻り、港に面したカフェで昼食(サンドイッチとソルベ 950ドラクマ, 323円)。13時、水中翼船に乗りピレウス向かう。運賃は普通のフェリーの1.6倍の1800ドラクマ(612円)。ピレウス沖の貨物船投錨区域に停泊している貨物船を縫うように走り抜けて、たった40分でピレウス港に到着。
Aegina/Αἴγινα(13:00発)→ Piraeus/Πειραιάς(13:40頃着)Ferry, MINOAN Flying Dorphins 運賃 1100ドラクマ(374円) Piraeus/Πειραιάς(13:55頃発)→ Omonia/Ομόνοια(14:15頃着)
Metro, line 1 運賃 120ドラクマ(41円)
Athens / Αθήνα - Greece (アテネ、ギリシャ)
地下鉄でアテネ市内に戻り、日射がキツイのでホテルに昼寝しに帰る。
Hotel Acropolis House, room 1028200ドラクマ(2788円)
October 7, 1999 (Thursday)
今日はオランダに戻る日だ。朝食のとき、食堂で日本人のおばさん3人と話をする。1人はパリ在住ということで、パリの旅行代理店でこのホテルを予約したそうだ。パリはコートが必要な寒い季節に入ったそうだが、ギリシアはやはり暖かいそうだ。これから戻るアムステルダムも寒いのだろうか…。
ホテルをチェックアウトする。空港バスに乗るまで、荷物を預かってもらう。残っているギリシャ ドラクマのうち、バス代程度の2000ドラクマを残して全てホテル代に支払い、足らない分はクレジットカードで払う。
国立庭園へ。乾ききった土地のギリシャとは思えないような、うっそうとした森だ。公園の中にある池にはアヒルがたくさん飼われていて、餌をやる人に殺到して怖いくらいだ。図体の大きなアヒルではなく、鳩くらいの大きさなら可愛いんだろうけど…。
公園の中を南へ、ザペイオンと呼ばれる19世紀に建てられた国際会議場の横を通って、オリンピア・ゼウス神殿に向かう。神殿の入場料は500ドラクマ(170円)。オリュンポス十二神のなかの主神ゼウスを祀った神殿だ。紀元前6世紀から建て始めたが、完成したのはローマ帝国時代の2世紀頃。その頃のゼウスの位置づけは、ローマ帝国が占領した地域の民族が信じる神のうちの一つだったはずだ。パルテノン神殿より大きなゼウス神殿は、それにしても立派なものだ(たとえば、円柱の高さは1.7倍も高い)。
昼食はシンタグマ広場のマクドナルドで、マック・デラックス(590ドラクマ, 200円)を食べる。手持ちのお金は、910ドラクマ。果たして空港までのバス代に足りるだろうか…。
ホテルに戻り荷物を受け取って、シンタグマ広場から出発する空港バスに乗車。運賃は250ドラクマ(84円)と、お金が足りなくなる自体は避けられた。
Syntagma/Σύνταγμα(11:30発)→ Athens Airport, Terminal B(12:10着)Bus 運賃 250ドラクマ(84円) Athens(15:15発)→ Amsterdam, Schiphol(17:55着)
KLM 1576
15時15分、KLM1576便に乗りアムステルダムに向かう。フライト・ナンバーが千番台なので、オリンピック航空の機体を使っていると期待したが、普通のKLMだった。機長の放送では、アムステルダムは「雨」だそうだ。ザルツブルクを出て以来、全く雨に降られることが無かったので、ほぼ1週間ぶりの雨だ。
Amsterdam - Netherlands (アムステルダム、オランダ)
Schiphol → Amsterdam CSTrain 運賃 6.5 ギルダー(351円)
明日は朝早くから行動する予定があるので、アムステルダム市内に宿泊することとする。事前に予約したアムステルダム大学と市役所の間にあるユースホステルに向かう。このユースホステルのドミトリーは、他で見たことがないくらいの巨大な部屋で、1部屋に40人以上を詰め込むことができる。まるで、バックパッカー収容所だ (笑
1泊分34.22ギルダー(1847円)をクレジットカードで支払い、割り当てられたベッドに荷物を置いて外へ。400mほど北にあるニーウマルクト広場にある、歴史遺産の計量所をリフォームしたレストランに出かける。
3.5ギルダー(189円)のアイスティーを注文して、テーブルに置いてあるインターネット端末を使う。制限時間は無いようなので、次の客が来るまで使い放題だ。高級感あるレストランに入って、たったの200円程度でネットカフェとして使えるのなら、悪くはない。外は霧雨が降っていて寒いが、天気予報では明日は晴れだそうだ。
Stadsdoelen Youth Hostel34.22 ギルダー(1847円)
October 8, 1999 (Friday)
9時過ぎ、雨が降るなかを歩いてアムステルダム中央駅に向かう。天気予報は全然当たっていない。中央駅にある観光案内所で、今夜泊まるホテルの予約をする。案内所の職員によれば、今日は国際会議か見本市で大量の客が来ているため、どこのホテルも満室だそうだ。窓口のコンピューターは、アムステルダム市内だけでなく他都市のホテルの予約もできるようで、Windows版のアムステルダム用ソフトウエアを終了して、PC-DOS版の全国用のソフトウエアを起動しホテルを検索してくれた。運良く、アムステルダム北方のリゾート地、フォレンダムの港に面したホテルが空いていたので予約。エダム・チーズで有名な町に隣接した所のようだ。
Amsterdam CS(10:39発) → Weesp 乗換 → Naarden-Bussum(11:10着)Train 往復運賃 12.5 ギルダー(675円)
中央駅からレリスタット行き快速列車に乗り、途中で1回乗換てナールデン・ブサム駅へ。駅舎を出ると先ほどまでの土砂降りの雨は小雨に変わっている。ジャケットを着てきたが、かなり寒い。駅前に掲示されている地図によれば、駅はブサム側にあって、ナールデン要塞は駅から1.5kmほど離れているようだ。
大きな道まで出て、北へ向かう。すぐに町が途切れて農場地帯となり、10分ほど歩くと星型要塞の環濠に行き当たる。要塞とは、外敵が内部に侵入しづらいように作られているため、現在でも道路は環濠を迂回して右へ行ったり左へ行ったりしている。私が敵の立場で侵入しようとしているのであれば、既に十字砲火を受けて撃破されているはずだ。
この要塞は北海道の五稜郭と同じ星形要塞で、飛行機から何度か見下ろしたことがあるが、ほぼ完璧な形で現在まで残っている。要塞内部は普通の住宅街で、中央に聖ヴィトゥス教会が建っている。環濠内側の土塁には登ることができて、所々にかつての砲台跡がある。それほど観光地化されているわけではなく、静かな住宅街なので見学できる部分は公共用地に限られるようだ。
要塞から駅へ戻るときに道を見失い、たまたま通りかかった中学生と思われる学生に英語で道を尋ねたが、どうも英語が通じない様子。大人のオランダ人は英語を達者に使うが、英語を学び始めたばかりの学生はそれほどでもないようだ。ドイツ語やフランス語など何か国語かで訪ねてみると、なんとか意味は通じたようで、オランダ語で答えてくれた。オランダ語の単語はドイツ語に近いのかな…。
小雨の中、1時間弱住宅街をさまよった後に駅に到着。12時35分発の列車に乗りアムステルダムに戻る。
Naarden-Bussum(12:35発) → Amsterdam CS(12:50着)Train 往復運賃 12.5 ギルダー(675円)
昼からは、日本の代表的建築家黒川紀章の設計した別館が開館したばかりのゴッホ美術館を見に行く(入場料12.5ギルダー, 675円)。先月、美術館の横を通りかかった時には別館はまだ公開されていなかったため、本当に公開されたばかりのようだ。一部の建築の専門家は、「本館が直方体を基調とした建物に対し、新館は曲線を基調とした建物にしているのは、安易な斬新さの出し方だ」と批判もしているそうだ。私は、その違いが際立っているからこそ、単調になる美術品の鑑賞の中で気分転換ができるため、良い建物だなと思う。
本館では、ゴッホとゴッホに影響を及ぼした人物の絵が飾られている(これは、常設展だ)。いっぽう新館では、黒川紀章の作品展と、ゴッホの絵の習作とオリジナルの対比を行っていた。面白い企画だった。
Amsterdam CS(18:48発) → Volendam, Zeestraat(19:18着)Connexxion Bus, line 110 往復運賃 5.48 ギルダー(7 ストリッペン, 295円)
夕方になり、フォレンダムのホテルに向かう時間だ。18時48分、中央駅前から110系統エダム行きに乗る。バスはアイ湾を横断するトンネルを抜けて、だいぶ薄暗くなった道を所々にある町に停まりながら、アイ湖に沿って北へ向かって行く。エダムの町の入口には大きな伝統的風車(南ポルダー風車)があり、エダムに停車した後にフォレンダムのショッピングセンター横に到着。ショッピングセンター内にある観光案内所は既に営業時間が終了しているため、地図をもらうことができない。周辺にも地図を掲示した看板なども見当たらない。通りがかりの人に、予約票に書かれたホテルの住所「Waterkeringpad通り」がどこにあるのか聞いて歩いて行くことになる。しかし、歩いている人の殆どは観光客で、地元の人がほとんど居ないので苦労した。
ホテルは、バス停のあるショッピングセンターから真っ直ぐ湖の方に向かい、観光港にぶつかったら左に曲がって港沿いに歩いて行くと、すぐに見つかるところにあった。しかし、既に辺りは真っ暗なので、迷いまくって30分以上掛かってしまった…。
ホテルにチェックインし、ラウンジに集まっている人を見ると、ドイツ人と日本人の団体観光客たちだ。ベストウエスタン系列のホテルなので、ツアー客専門に営業しているのだろうか。
Best Western Hotel Spaander108.5 ギルダー(5859円)